耕作放棄地再生計画

最終更新日 2024-04-14

  • 2024-04-14
    このページの更新は久しぶりですね。
    2024年にこの耕作放棄地(自己管理地)に水が入るとは想像していませんでしたし、今日現在の見立てでは田植も出来そうな感じです。この状態にするまでは、期間が空いていますが苦労しているんですよ。書けば長くなるので、個々の田んぼのページで紹介したいと思います。

全国の主に中山間地では、農業従事者の減少と従事者が高年齢になり離農をやむなく決断されることも多くなっています。

当HPで紹介している東広島市福富町下竹仁地区、また周辺の地区などもその現状に該当している地域です。

2024年の段階では、地区内の多くの田んぼなどは地域の方々の協力でなんとか維持されています。

『一度荒れてしまった田んぼを元に戻す!!』

これに費やす労力は、通年で稲作を継続する場合の何倍もの時間と費用が発生します。

不安定で混迷する世界情勢なども相まり、国内での農産物の自給率を高めることは、たいへん重要なところとなっています。しかし、多くの方には十分理解されていないことが、国内の営農者を長く苦しめていると言えるかもしれません。

あってはいけませんが可能性として、日本の周辺地域などで不測の事態が発生したとき「あの時代にもっと・・・」と後悔しても遅いのです。今の時代に、今すぐにでも自給率を上げるための「稲作」を中心として、地域でこの先も長く土地・人(従事者)・知恵(知識)・地域等の環境を整えるため環境整備が必要です。そのための情報を発信したいと思っています。


さて、当居住地域の住吉内にも完全耕作放棄地(高齢で地域を離れた、お亡くなりになり後継者がない等)、又は先祖から維持してきたので「せめて、田んぼに茂った草は刈り取ったり、水路の維持管理はやっている。」という方もあります。
完全に耕作放棄地になった田んぼは、何も手を入れなければ数年で草木が繁茂し、見るに耐えがたく、野生動物の住み家となり、秋には枯れて道路沿いなどでは投げ捨てられたタバコの火で一気に火災が発生する可能性もはらんできます。

第三者の所有する土地を住民でも関係者の了解や許可、契約等なしで手を加えることはできないので、そのあたりも耕作放棄地を減らす場合のネックにもなっているでしょうか。

このページからのプルダウンメニューの「耕作放棄地その1~その3」では、少なくとも10年以上は稲作を行っていない田んぼの再生を行う経過を不定期で紹介したいと想います。