働く農機具達

最終更新日 2024-02-21

2024-02-21
これから農作業が本格化する時期、今日は「福富あぐりセンター」が主催の「令和5年度農作業安全研修会」に参加してきました。
国内の就農者の平均年齢が高いことに漏れず、参集された皆様方はご高齢者でした。私も今年その言葉に該当する年齢になりますが・・・(なんか悲しいです)

住んでいる地域でも、農作業中に事故で亡くなった方が数名あると言うことのようでした。
一般の就農に関わっていない方からすれば、比較したとき(建設業・全産業・農業)10万人当たりの事故での死者が一番多いのが「農業」とは想像できないのではと思います。比率的には建設業の約2倍、全産業の約10倍の方が年間に亡くなっているようです。
それだけ危険を伴う作業ということです。
作業前野KYとか朝礼のようなものはなく、そのまま直接作業に取りかかったり、高齢が故にとっさの判断、動作ができないということも事故要因でしょう。
中でも一番危険な行為が、機械の調子が今一、悪い等々の場合『エンジンを停止せず対応する』ということです。
服装・装備の不備、機械の安全装置の不適切な扱いなども事故要因として高いようです。

普通に考えれば、エンジンは止めるだろう・・・とお考えでしょうが、それを厳格に行う人もあれば、安易に手を入れて切断、最悪死亡という結果に・・・、

安全は、全てに優先されることは、もはや当然のことです。
多くの資料データから研修を受けましたが、今回得られたことを忠実に実施して、ずっと安全に農作業に就くことを改めて認識した次第です。