2025-04-23
政府の備蓄米が放出(入札)されるも、市場に出回る米価の価格は高止まりで、一部業者ではアメリカや東南アジアなどの国から米を輸入しても、国内米より値段は幾分安いのでどんどん売れると言う状態となっているようです。
購入者の立場であれば、味に大きな変化がないのであれば、安い方がいいので買うでしょうね。
当然の判断でしょう。
農水大臣は、外国米の輸入についての見解は、購入者側とは少し違う意見のようです。
実際、我々も弱小な生産者ではありますが、米が高い、高いと言われれば、気分的には良くない感じですかね。
理由の真相は分からない。
購入者に、米生産の苦労を理解してもらおうなんて全く思いません。
理解して下さいって言ったところで、無駄な話です。
購入する人々に、生産者側の苦労を理解しろというのは、永遠に無駄な期待なのです。
米だけではありません。
世に出回る全ての品について同じ事が言えるでしょう。
米の扱いは、国の政策が我々生産者に大きくこれまでも影響してきました。
今回の米高騰問題で、外国米を輸入し高騰化する米の値段の安定化に寄与する。
それを、国民が望んでいるのであれば仕方ないでしょうね。
食料安全保障という今の考え方、やり方が正しいかどうかは別として、全国の米農家への扱いを軽視するならば、私個人とすれば「稲作は即時中止」するね。自分が食べて生きていけるだけしか生産はしない。
米を食わなくても、他に何か喰って生きていけるだろうから!!
米価の高騰なって、知ったことではない。
中山間とか多面的とか国は推進するが、稲作>河川を流れ下り海域の水産業まで繋がっている循環の一部が途切れた時、反動を受けるのは非生産者な人々なのだ。それでもいい。そう判断したのは、今諸外国の米を輸入を推進した人々だから。