あらら・・

稲の分けつの様子を紹介するため、道ばたにバケツ稲を10個置いていましたが、地面(路面)の強い照り返しや熱、バケツの大きさも影響したのかな? ことに7月下旬から8月上旬までの超猛暑で残念ながら枯れてしまいました。

結果としては、わずか1本の稲の分けつは、10本植えに匹敵する茎本数まで増えました。

田で現在成長中のものは、至って健康な状態です。
ご存じの方も多いと思いますが、成長した茎から全部に稲穂がつくわけではありません。茎が多ければ中心部分などは風通しも悪くなり病気になったり、地面の肥料の取り合いで茎が細くなり秋に倒れやすくなったりと生育段階で農家は調整を行っています。品種での倒伏傾向などは違いますが、太い茎をつくって、しっかり光合成できる葉を維持させ、デンプンを穂に送り込む健康な稲を目指しています。

出穂期に入っていますので、あと40日から60日もすれば稲刈りの時期になり、あらたに忙しくなります。
猛暑での高温障害が心配されますし、台風も心配ですが、もろもろ対策はあるのでしっかりおいしい米がおとれるように各農家頑張っています。