最終更新日 2024-09-04
- 2024-09-04
お~米ガ~!!
更新が大幅にできていませんでした。
「働く農機具」とページタイトルに記述していますが、過去行け行けの農政時代には各戸で米生産に必要な機械を一式そろえるのが主流でした。しかし、減反政策等の影響などもあってか、就農者の減少や高齢化等々で当時の機械も老朽化し買い換えの時代に入り、判断としては個人での高額な機械の購入と米での収入とのバランスも崩れ、更新はできない時代になってきました。
私個人宅でも田植機、耕耘機、コンバイン、乾燥機、米すり機など一式あった記憶が残っていますが、その中で現在残っているものは『ゼロ』、ありません。
今現在は、地域で共同使用する大型機械を使用料を払って使っているという状況です。
仮に今の機械の値段で新車でトラクター、田植機、コンバインを購入するとすれば、大きさにもよりますが、1000万は確実に越えるわけで、いや2000万は必要かな? とても年金で生活する方の多い地域での個人購入は不可能です。
そういう時代で、米の価格は「令和の米騒動」と騒がれる昨今ではありますが、高くなったといっても一般の消費者には、米を生産する苦労など分かる人は少ないのが現状で、米の有無、値段のみを話題にするだけかと思います。
日本人である関係上、何かあったときとりあえず米があればどうにかなるという考えもあるかもしれませんが、米自体も、関連する機械類も総合的に考えれば、そんなに簡単な結論には至らない現状にあるのかと思います。機械の紹介は出来ていませんが、また機会を得てアップしたいと思います。
- 2024-02-21
これから農作業が本格化する時期、今日は「福富あぐりセンター」が主催の「令和5年度農作業安全研修会」に参加してきました。
国内の就農者の平均年齢が高いことに漏れず、参集された皆様方はご高齢者でした。私も今年その言葉に該当する年齢になりますが・・・(なんか悲しいです)
住んでいる地域でも、農作業中に事故で亡くなった方が数名あると言うことのようでした。
一般の就農に関わっていない方からすれば、比較したとき(建設業・全産業・農業)10万人当たりの事故での死者が一番多いのが「農業」とは想像できないのではと思います。比率的には建設業の約2倍、全産業の約10倍の方が年間に亡くなっているようです。
それだけ危険を伴う作業ということです。
作業前野KYとか朝礼のようなものはなく、そのまま直接作業に取りかかったり、高齢が故にとっさの判断、動作ができないということも事故要因でしょう。
中でも一番危険な行為が、機械の調子が今一、悪い等々の場合『エンジンを停止せず対応する』ということです。
服装・装備の不備、機械の安全装置の不適切な扱いなども事故要因として高いようです。
普通に考えれば、エンジンは止めるだろう・・・とお考えでしょうが、それを厳格に行う人もあれば、安易に手を入れて切断、最悪死亡という結果に・・・、
安全は、全てに優先されることは、もはや当然のことです。
多くの資料データから研修を受けましたが、今回得られたことを忠実に実施して、ずっと安全に農作業に就くことを改めて認識した次第です。