最終更新日 2024-11-17
2024年寺田が生産する米の詳細管理履歴を公開します。
秋の刈り取り後に米になり販売するとなった時、購入の参考にしてください。
完全無農薬での生産管理ではありませんが、農薬等の使用はJAや説明書に記述された基準を遵守しており、JAへの出荷時には生産管理を記述した書類を提出しています。(参考まで)
地域内の他の生産者も同様な対応で生産しています。
ただし、天候や稲に害を及ぼす虫(中国からジェット気流で飛来)などは、その年で大きく変化します。従って、その時々で対応基準が変化しますので、それらも含め可能な限り公開する予定です。
- 2024-11-10
先の更新(2024-09-01))からアップが出来ていませんでした。
この間で今年の稲作関連作業は、全て終わってしまいました((@@;)
終わりましたが、結果どうだったかを少し書き込んでおきたいと思います。
★昨年と比較しての収量 >> 耕作面積が増えたので、また増えた田んぼの一株の苗の植え付け本数を増やしたりしたので昨年との正確な比較は出来ていませんが、増えたことを考慮しても「少し減収かな?」という感じです。
但し、今年のJA買取額が大幅にアップされたので、金額的にはまあまあって感じですかね?
★米の収量判断の基準にはいくつかの方法があります。
今年は収穫前2ヶ月頃から各田んぼの株数や、1穂についた籾数、それらを計算して収量を推測したりしましたが、なかなか正確には計算できませんでした。ただ、収穫後の玄米1000粒の重量(千粒重)は正確に計測できました。
自分ところで収穫した米は、24g/1000粒でした。ということは・・・
ご購入頂いた30kgの米袋には、計算上(30Kg×1000=30000g 30000g/24g=1250 1250×1000粒=1250000粒(125万粒)
★生産期間中の害虫被害や田面の除草で困った等は、ありませんでした。 無農薬で稲作を行う方もありますが、個人的にはこの先でも基準を満たした状態とその他の方法を取り入れつつ稲作の継続性や作業効率を軽減できるように進める予定です。 - 2024-09-01
9月に入りましたが、台風10号通過での米生産への被害はありませんでした。
9月中旬刈り取り予定品種の田は、水を落としてコンバインが入れるように準備を始めました。
同品種の登熟を順調で、中旬には刈り取り適期となりそうです。
別品種は、9月末に刈り取りします。
一発肥料を使っているので、穂肥1回目、2回目は必要ないのですが、タイミングを見て2回の施肥を行ったので、地域内の同品種と比較しても凄い稲姿になっています。
まだこの品種登熟期なので、籾の中は液体が多いですね。 - 2024-08-02
久しぶりの更新ですいません。
梅雨明け後からの今日までの猛暑は、もう我慢できない高温の日々でバテ気味です。
田んぼの稲も順調に生育しています。
前回の書き込みからのザッとした作業を記述します。
>畦畔の除草作業
>日々の生育点検と記録
>池掃除や担当エリアの水路点検
>間断灌漑での田面の水管理
>7月末からの品種ごとの病害虫対策での共同防除の実施(8月下旬までの各土曜日に計6回実施:3品種の出穂前後実施で6回)
>寺田のところは、10aだけ「あきろまん」を植えてますので、タイミング見て穂肥として追肥を1回のみ実施しました。
すでに出穂期に入っていますので、予定では9月の中旬に稲刈りになると思います。品種によって刈り取り時期が前後しますが、こしひかり、あきさかり、あきろまんの順で刈り取りになる予定です。 - 2024-06-27
本日現在の状況 : 5/26の投稿から1ヶ月が経過しました。 雨以外は毎日田んぼの点検、稲の生育状況を確認しています。この一ヶ月は苗が分げつを行う(植え付け時の苗本数がどんどん増えていく)期間です。本日現在の1本植え見本は、ななんと15~20本に本数を増やしています。6月末は「有効げつ終止期」となるため、必要以上に苗が生長し茂っても比例して収穫が増えることはないので、もっとも理想の本数にキープして大きくしていくことが理想です。前置きの説明が長くなりましたが、そのための一つの手段としてこの期間で「中干し」を行い、地面のガス抜きと稲が茂るのを防ぐ処置を行いました。
中干しのあとは、稲を強化するためケイ酸加里を散布しました。
当該地域の田んぼ全部で行っているということではありません。浅くずっと水を張っている田んぼも多くあります。
◎今年は梅雨入りが2W以上遅くなっています。また近年の温暖化?での真夏の構音障害での収穫量の減少、品質の低下も多いようですが、可能な範囲で可能な手段を講じて良質な米が0収穫出来るように努力しております。 - 2024-05-26
本日現在の状況 : 5/13で田植えを実施し、約2週間が経過しました。 苗は数日前から活着が確認できた感じです。植え付けた苗も色がハッキリしてきました。田植えでは、田植機から苗の側近に肥料を落とし込んで(側条施肥)施肥していましたが、予定施肥量より少なかったようで肥料が余ったので、最近になってJAに問い合わせして動噴で予定量を表層施肥しました。
田植え後1W19日に田植え後の中期除草(ゼータタイガーフロアブル剤)を散布しました。
水管理は淺水管理に移行中です。その後は灌漑間断に移行します。
次の予定 : 田のガス発生抑制剤を散布予定(5月末~6月初め) - 2024-05-16
本日現在の状況 : 5/3~5/4で植え付けの処理(植え代)を実施、併せて初期除草剤「サキドリEW」を基準どおり処理しました。
この初期除草剤は、田植えの1W前までに散布が必要です。
5/13田植えを実施(本来5/12が田植えの予定でしたが、大雨で5/13に延期)
5/13は田には水は入れず、5/14から少しずつ注水し、本日現在各田んぼは髙水位を保持しています。
5/19は、中期除草剤の散布予定です。JA購入のフォロアブル剤を基準通り散布予定 - 2024-04-17
本日現在の状況 : 畦付け終了、保有田全てに緩く水入れ中、草が多くなってきたので近日草刈り予定、荒代は月内に実施予定
田面への肥料等の投入はなし。
- 2024-09-03
4月14日のアップが田植え前の状態
そして今回が稲刈り直前と完全に中抜きで、サイト更新をさぼっておりました。
忙しいんです(笑 ということでお許しください。
ということで、この動画でも上げておきます。
- 2024-04-14
先日畦付けを初めてやりました。初めてにしては上出来でしょう。
保有田の水口等を整備し、全ての田に水を入れ始めました。
荒代、植え代を一発処理するか、分割実施するかなど検討中です。
- 2024-04-05
3/12からの実施できた作業
・トラクターやコンバインの田んぼへの安全進入確保のため、業者に依頼して進入路を作りました。
・田んぼへの引水用の水路掃除に参加しました。 - 2024-03-12
昨日は稲作の準備作業として、田植が終わって日々の田んぼの水管理ルートの法面に滑り止めとして階段を設置しました。
画像
春の耕起作業は、今月中下旬から順次作業を実施予定です。 - 2024-02-29
そろそろ農作業の予定が見えてきました。共同使用の機会の関係があるので明確な日程は3月に入ってからになるでしょうか。
2023年の作業は細かく記録に残してあるのでそれを参考にして計画しますが、今年は本格的には2年目なのでちょっとそれぞれの作業には味付けをする予定です。 - 2024-02-25
冬眠終了(笑
- 2024-02-21
近年これほどの暖冬はない日々が続いています。
例年でしたら、2月は極寒で毎日寒いのですけどネ。そんなこともあってでしょうか、田んぼには徐々に草が生えてきたように見えます。また、早くもトラクターで耕起する光景も見え始めた感じです。 - 2024-01-28
昨日は、既存の電気柵のメンテナンスの実施及び耕作放棄地に水を入れた時流失が予想される場所に仮設の畦をつくりました。
写真はGphotoで - 2024-01-18
実農作業にはまだ早いですが、今年の稲作への作戦を検討中です。
モグラが多い感じですね。田からの漏水の原因になるので、酷ければ対策が必要かも?? - 2024-01-05
まだまだ2024年の米作りへの作業は先になりますが、参考までに2023年の米作りタイムラインを書き出してみましょう。
※2023年はノートに細かく記録していました。
3/12:近所の方が春起こしスタート
3/18:自己保有田春耕起実施
3/28:つむじ風発生でビニール倉庫破壊される。
4/1:畦塗りスタート(トラクター)
4/10:自己保有田に水引き込みスタート
4/12:畦の除草
4/17:近隣多くが荒代作業開始
4/23:自己保有田ライン水路共同メンテナンス
5/2:自己保有田の植え代全部完了
5/3:サキドリEW散布で初期除草
5/13:苗到着
5/14:田植え実施
5/22:中期除草タイガー投入
6/1:本州南岸を台風が通過で大雨
※水管理、苗の成長、田のガス発生等を日々確認
6/16:保有田全てに溝きり機で溝を切る。
6/24:全面中干し中
6/25:沖縄梅雨明け
7/7:ケイ酸加里散布(規定量より大幅に少ない量)
7/10:ウィードコア除草剤散布
7/20:梅雨明け
※適時畦、法面草刈り実施中
7/21:JA営農指導教室参加(近所で実施)
7/22:出穂前の共同防除実施(液剤散布)
7/26:成長中の稲の茎の中を調査(幼穂が確認され、出穂間近かな)
7/27:極一部で出穂(75日目) 毎日35~38度の気温が続く。
7/31:太平洋上に台風存在、接近の予感
8/4:全体の60%で出穂(出穂という判断は60%では適用はしないけど、一応出穂ということで)
8/5:出穂後の共同防除(液剤散布)
8/11:個人的にカメムシ対策で額縁防除実施(液剤散布)
8/12:少し穂が頭を垂れ始める。
8/15:台風7号近畿を通過
8/31:午後田の水を完全排水
9/8:稲刈り準備開始
9/16~17:全面刈り取り完了
9/18:保有米を高川さんところで実施(保有米の田は、700Kg/反の収穫で最高でした。)
9/28:JA出荷米の等級が判明「1等米」でした。
※今年の自己保有田の収穫量は600kg/反でした。
刈り取り終了後は、土作り肥料、腐熟促進剤を散布し、地温の高い時期での一週間内で秋起こしを実施しました。 - 2023/12/31
今日は大晦日ですが、ここまでの2024年の稲作の準備状況の概要です。
稲刈り後の秋起こし(刈り取り後の土作り肥料等の散布後)実施、肥料・農薬・苗等の予約注文の実施、植え付け品種と面積の決定、農機具のメンテナンス等
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